このホーム・ページをご覧になって頂きたいのは、
■ ISOを活用して経営課題を解決したい。
■ ISOを活用して経営体質の強化を図りたい。
■ せっかく取得したISOであればこそ、もっと経営に役立てたい。
とお考えのあなたです。
ISO とは、計画を立てて、実行し、その結果を検証し、さらに良い結果が得られるように施策を講じるための仕組みです。
いわば、経営者が会社を動かすための操縦桿です。そういった意味では、資金もマンパワーもある大企業よりも、中小企業に活用して頂きたい経営ツールなのです。
本当はISOなんてほしくもないが、取引先からの要請等、やむを得ない事情でISOの取得を迫られている会社様は、こちらをご覧ください。
ISOが役に立つ会社&役に立たない会社
■ ISOが役に立つ会社 ■
仕事について社内で統一したやり方がなく、個々人のやり方に任せざるを得ない状態にある会社さん、例えば、創業して間もなかったり、若手社員が多く指導育成に手が回らなかったりする会社さんには、ISOは効果があります。
ISOの仕組みを作る過程で、社内の主要な仕事について標準的な手順を決めていくので、結果的に製品や仕事の品質が安定します。品質が向上するというより、むしろリードタイムが短くなるといったほうが適切でしょう。
以前と比較すると段取りよく仕事を進めることができるようなるので、作業ミスや手戻りが減ります。お客様の立場からすると、担当者による当たりハズレが少なくなります。
■ ISOが役に立たない会社 ■
すでにある程度仕事のやり方が決まっている、いわゆる普通の会社さんが一般的なコンサルティングでISOを取得する場合、現状の仕事のやり方に合わせてISOの仕組みを作っていくことがほとんどです。
ISOといえば品質管理や環境保全なので、何か難しい特別なことを要求されると思いがちですが、実はそんなことはありません。
「ISOをお取りになる会社さんは、こういった項目に取り組んでください。具体的な取り組み方法はお宅の判断におまかせします」というのがISOの原則です。
取り組むべき項目も日本企業であれば、普段からやっているようなことばかりです。
ですから、仕事のやり方を無理に変えなくても、ISOを取得することは可能なのです。
現状の仕事のやり方を変えないままISOを取得した場合、当然のことながら、製品や仕事の質に変化はありません。
もちろん、どんな会社さんでも社員間の能力差はありますので、上述の【ISOが役に立つ会社】のような恩恵を被ることも可能ですが、その果実は小さいと考えた方がよいでしょう。
一方、お客様はといえば、最初のうちは「ISOとったの?スゴイね」などとホメてくれますが、提供される製品やサービスに変化がなければ、取引先がISOを取得したことなどいつの間にか忘れてしまいます。
「ISOを取得したけれど、あまり役に立たなかった」という会社さんに取得目的をよくよくお聞きすると、ISOを取得する以外にこれといった目的がなかったことにお気づきになられます。
役に立たないのは当たり前です。ISOは魔法の杖ではないのです。取得しただけでは、仕事や製品・サービスの質、会社の経営体質は一向に改善されません。
ISOはただのツールにすぎません。ツールは「目的」を持って使わなければ、ただのガラクタです。 (詳しくはこちら…)
経営に役立つISOとは?
では、ISOを役に立つツールにするには、どうしたらよいのでしょうか?
会社をこうしたいという願望、つまり「目的」を明確にすることです。
・もっと社員に力をつけてほしい
・売上を確保したい
・ライバルとの競争に勝ち残りたい
・付加価値のある商品を開発したい
・コストダウンを図りたい
・顧客のニーズに上手に対応したい
といった目的をISOの仕組みである、P(計画)→D(実施)→C(評価)→A(改善)のサイクルに落とし込むのです。
ISOの要求事項を満たすためだけの仕組みではなく、課題を解決し、目的を達成する機能を強化した仕組みを構築するのです。
すでにISOを取得している会社様へ
最初は、“ISO取得”という肩書が目的だったかもしれません。
ISOを取得した初期には、お客様へのPR効果もあったことでしょう。
でも取得して、3年、5年…経ってみて、残ったものは何でしょう。
・実業務とマッチしないシステム
・審査のたびに重くなる文書
・膨大な量の記録
・一向に改善されない品質
さらに、認証を維持するためには、手間や時間、費用といったコストが発生します。
現在お持ちのISOのシステムがうまく機能しないのは、なぜですか?
貴社のISOを、“成果をもたらすシステム”に変えるための施策をいっしょに考えさせてくれませんか?