ISO14001:2015 8.2 緊急事態への準備及び対応
組織は、6.1.1で特定した潜在的な緊急事態への準備及び対応のために必要なプロセスを確立し、実施し、維持しなければならない。
組織は、次の事項を行わなければならない。 a) 緊急事態からの有害な環境影響を防止又は緩和するための処置を計画することによって、対応を b) 顕在した緊急事態に対応する。 c) 緊急事態及びその潜在的な環境影響の大きさに応じて、緊急事態による結果を防止又は緩和する d) 実行可能な場合には、計画した対応処置を定期的にテストする。 e) 定期的に、また特に緊急事態の発生後又はテストの後には、プロセス及び計画した対応処置をレ f) 必要に応じて、緊急事態への準備及び対応についての関連する情報及び教育訓練を、組織の管理 |
※ 濃い青文字は新規で追加になった項目
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解 説
ISO14001:2004「4.4.7 緊急事態への準備及び対応」に該当。箇条書きになりましたが、規格の趣旨は変わりません。
緊急事態の“特定”は、6.1.1に移動しました。緊急事態をリスクとして捉えることを求めています。
f)は恐らくはこれまでも行っていたことだと思います。外注先の要員に対しても、本項に係る手順書を配付・説明したり、緊急時対応訓練に参加させたりすることを求めています。
【2017年9月11日 更新】
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