“製品やサービスの品質に影響を及ぼすような仕事を外注に出す際は、その影響度に応じて外注先を管理しろ”

といった内容のことがISO9001規格の、それも冒頭に書かれています。

コンサルの現場でこの話をすると、「外注先にお金を払って任せた仕事を、わざわざこちらで管理するのは納得できない」といった時代遅れの反論が返ってきて、あきれ返ることがあります。

過去、エレベーターやジェット・コースターで人身事故が起きたときもそうでしたが、メンテナンスを外注業者に丸投げしていたことがやり玉に挙がっています。

今回、関越道で起きた貸し切りバスの衝突事故も、孫請けの末に日雇いドライバーを充てるという、ずさん極まりない外注管理が原因のようです。

「金をはらっているんだから、お前がケツをふけ」が通る時代はとっくに終わっています。

いい加減、目覚めてもらいたいものです。