2004年版からの主な変更点
■ 章立ての大幅な変更
他のISO規格と統合しやすいように、章立ての共通化が図られました。
ほぼ同時期に発行予定のISO9001:2015(品質)、すでに先行して発行された ISO27001:2013(情報セキュリティ)、ISO39001:2012(道路交通安全)も同じ章立てになっています。
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■ 環境マネジメントシステムをビジネスプロセスと融合させることがより強調されている。
■ 汚染の予防の概念が拡大された。
■ 環境状況(生物多様性、気候変動など)に対応することも求められる。
■ 環境目的が環境目標に統合された。
■ 環境パフォーマンスの向上を目指すことが強調されている。
■ ライフサイクルを考慮した環境側面の特定が求められている。
■ コミュニケーションの内容がより細かく規定された。
■ 順守義務を達成する。
ISO14001規格要求事項/2015年版と2004年版の比較
ISO14001:2015 要求事項 | ISO14001:2004 要求事項 |
4 組織の状況 | |
4.1 組織及ぴその状況の理解 | |
4.2 利害関係者の二一ズ及び期待の理解 | |
4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定 | 4.1 一般要求事項 |
4.4 環境マネジメントシステム | 4.1 一般要求事項 |
5 リーダーシツプ | |
5.1 リーダーシップ及びコミットメント | |
5.2 環境方針 | 4.2 環境方針 |
5.3 組織の役割、責任及ぴ権限 | 4.4.1 資源、役割、責任及び権限 |
6 計画 | 4.3 計画 |
6.1 リスク及び機会への取組み | |
6.1.1 一般 | |
6.1.2 環境側面 | 4.3.1 環境側面 |
6.1.3 順守義務 | 4.3.2 法的及びその他の要求事項 |
6.1.4 取組みの計画策定 | |
6.2 環境目標及びそれを達成するための計画策定 | 4.3.3 目的、目標及び実施計画 |
6.2.1 環境目標 | 4.3.3 目的、目標及び実施計画 |
6.2.2 環境目標を達成するための取組みの計画策定 | 4.3.3 目的、目標及び実施計画 |
7 支援 | 4.4 実施及び運用 |
7.1 資源 | 4.4.1 資源、役割、責任及び権限 |
7.2 力量 | 4.4.2 力量、教育訓練及び自覚 |
7.3 認識 | 4.4.2 力量、教育訓練及び自覚 |
7.4 コミュニケーション | 4.4.3 コミュニケーション |
7.4.1 一般 | 4.4.3 コミュニケーション |
7.4.2 内部コミュニケーション | 4.4.3 コミュニケーション |
7.4.3 外部コミュニケーション | 4.4.3 コミュニケーション |
7.5 文書化した情報 | 4.4.4 文書類 |
7.5.1 一般 | 4.4.4 文書類 |
7.5.2 作成及び更新 | 4.4.5 文書管理 4.5.4 記録の管理 |
7.5.3 文書化した情報の管理 | 4.4.5 文書管理 4.5.4 記録の管理 |
8 運用 | 4.4 実施及び運用 |
8.1 運用の計画及び管理 | 4.4.6 運用管理 |
8.2 緊急事態への準備及び対応 | 4.4.7 緊急事態への準備及び対応 |
9 パフォーマンス評価 | 4.5 点検 |
9.1 監視、測定、分析及び評価 | 4.5.1 監視及び測定 |
9.1.1 一般 | 4.5.1 監視及び測定 |
9.1.2 順守評価 | 4.5.2 順守評価 |
9.2 内部監査 9.2.1 一般 9.2.2 内部監査プログラム |
4.5.5 内部監査 |
9.3 マネジメントレビュー | 4.6 マネジメントレビュー |
10 改善 | |
10.1 一般 | |
10.2 不適合及び是正処置 | 4.5.3 不適合並びに是正処置及び予防処置 |
10.3 継続的改善 |
【2016年10月24日 更新】
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