ISO45001を取得した後も、粛々と労働安全衛生マネジメントシステムを運用していくことになります。

労働安全衛生目標を定め、目標を達成するために必要な安全対策を計画・実施し、作業のやり方を工夫改善して、リスクを少しずつでも低減させていきます。(継続的改善)

そして、審査も定期的に受けます。1年に1回が基本ですが、審査機関によっては、最初の1年だけ半年に1度受審させるところもあります。

取得後も定期的に審査を受けることで、ISO45001に適合した会社であることが保証されるわけです。

ということは、ISO45001の取得、つまりISOのマークだけが目的ですと、そこから先は果てしなく険しい道を歩むことになります。

ISO45001は常に労働安全衛生の改善を突きつけてきます。現状の仕事のやり方をより良くする意欲がなくなれば、苦痛以外の何者でもありません。

ISO45001の取得をお考えなら、「なぜ、取得しなければならないのか?」を今一度、熟考なさってみてください。

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