ISO9001では、納入業者や外注業者を評価することが求められています。

品質をしっかり担保するためには、あなたの会社の取り組みだけで終わるのではなく、協力業者さんもしっかりしたところを使いなさいということです。

それで、この評価のやり方なのですが、どうも皆さん点数をつけたがります。

大昔にISO9001を取得した会社に右へならえしているケースが多いです。

評価表を作って、業者ごとに点数をつける。購買担当者が複数いる場合は平均をとる。

でも、最終判断はあっさりしていて、○点以上なら取引継続、○点未満なら取引打切。

最終的には、どの業者も取引継続におさまる…。

取引するか、しないかを決めるだけなら、そこまで手間をかける必要はないと思うのですが…。

例えば、購買担当者が話し合って決めてもいいんですよ。

取引を拡大もしくは縮小したほうがよい業者はないか? 取引条件を変えるならその内容は?

皆で集まって、意見を出し合って決めるのも立派な「評価」です。情報も共有化できますし。

自分たちがやりやすい方法を見つけてくださいね。