ISO9001は、品質マネジメントシステムに関する国際規格です。
では、品質マネジメントシステムと何かと言いますと、製品や仕事の品質を安定させ、全体のレベルの底上げを図るための仕組みのことです。
まず、会社を見渡して、どんな仕事、ヒト、モノが品質に影響を及ぼすのか洗い出します。
その中で、もっと良くしたいことついて、品質目標を設定します。
現状維持でいいのだけれど、きちんとやってもらわないと不具合や問題が起きそうなものについては、ルールややり方を決めます。
※ 実際には、受注、製品・サービスの計画、設計・開発、購買などの局面で設定しなければいけないルールや手順が明示されていますので、自社のやり方を決めていきます。
決めたルールややり方を守ってもらえるよう、マニュアルや手順書、作業標準などにまとめます。
もし、できない人がいたら、教育や訓練を受けてもらいます。
ルールややり方が守られているか、立てた品質目標をどこまでクリアしているか、定期的にセルフチェックします。
それらの結果をふまえ、より良いルールや方法、目標に近づくための対策を考え、実行していきます。
これらの活動を地道に継続して、全体の品質レベルを向上させていくのが、ISO9001の狙いとする活動です。
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