出来もしないことをする必要は毛頭ありませんが、今出来ないことでも長期的に見て出来ていて不思議ではないことは、出来るようにならなければなりません。

ISOの世界には、「マネジメントシステムの継続的改善」という言葉があります。ISOの目的です。

さらによい結果を得るために仕事のやり方を改良するという意味です。

「継続的」と言っているくらいですから、一過性の改良ではいけないわけです。気が向いたときに改良するというのもダメです。

「普段からコツコツ」といったイメージです。急激な改革は必要ありません。

改良のネタが見つからなくても、探し続けなればいけません。

そんなわけですから、私は「今の仕事のやり方のままでもISOが取れますよ」などとは口が裂けても言えません。

たとえ、今の仕事のやり方で取得できたとしても、そこから先は果てしなく続く改善の道です。

常に仕事のやり方を見直して、より良い方法を見つける姿勢と意欲がなければ、ISOを取らない方が幸せなのです。

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