ISO45001:2018「4.4 労働安全衛生マネジメントシステム」の解説

ISO45001:2018 4.4 労働安全衛生マネジメントシステム

 組織は,この規格の要求事項に従って,必要なプロセス及びそれらの相互作用を含む,労働安全衛生マネジメントシステムを確立し,実施し,維持し,かつ,継続的に改善しなければならない。

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解 説

「プロセス」というのは、労働安全衛生マネジメントシステムにおいて実施される、個々の活動や作業のことです。

「労働安全衛生マネジメントシステムを確立し、実施し、維持し、かつ継続的に改善する」とは、

「労働安全衛生に関わる活動や作業について、仕組みやルールを決めて、決めたとおりに実施し、状況に変化があれば、それに合うように仕組みやルールをメンテナンスし、かつ労安衛上より良い仕組みやルールになるようコツコツ改善していく」という意味です。

ISO45001取得/移行のポイント

【必要な仕組み・ルール】
労働安全衛生マニュアルまたはそれに類する文書に、上記の内容を宣言する。

【労働安全衛生マニュアルの記載例】
“当社は、労働安全衛生に関わる仕組みやルールを決めて実施し、それら仕組みやルールを保守し継続的に改善していきます。

といった文言をどこかに書いておきましょう。(あくまでも一例です。)

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