『ISO 45001:2018(JIS Q 45001:2018)労働安全衛生マネジメントシステム 要求事項の解説』平林 良人(著)
ISOを取得しようとするなら、規格書は必需品ですが、最近改訂になったISOの規格書はどれも値が張ります。私は、コンサルという立場上購入しますが、一般の会社さんは、下の2冊を買ったほうが役に立つと思います。
『できる・使えるISO 45001: 労働安全衛生マネジメントシステム構築・運用の仕方』有賀 源司(著)
JIS Q 45001:2018(ISO45001:2018の日本語訳)が一通り全て掲載されています。内容的にもOHSAS18001をお持ちの会社さんならこれ一冊で十分でしょう。
『労働安全衛生マネジメントシステム ISO45001 実践ハンドブック』黒崎 由行(著)
外資系審査機関BSIが監修しています。労安衛規格が初めての会社さんでも非常にわかりやすい内容です。いろいろな会社さんの事例が豊富ですし、労安衛マニュアルのサンプルも載っています。この本の優れたところは、規格箇条に対応する労基法の該当箇所についても解説してくれる点。規格の中身を上の『できる・使えるISO 45001～』で確認し、詳細を深く理解したい場合は、この本で参照するのがよいでしょう。
『習慣の力 The Power of Habit』チャールズ・デュヒッグ著
ISO45001とは全く関係ない自己啓発系の本ですが、アルミの世界的なメーカーであるアルコア社の労働安全への取り組み事例が詳細に語られています。労働安全を追究すると、どうして品質も向上するのかがよくわかります。
>>ISO45001に関するお問い合わせはこちらから。